みなさんは聴ける本の存在をご存知でしょうか。
「聴ける本?本は読むものじゃないの?」なんて思うかもしれません。
しかし本は、聴くこともできるのです。
そんな聴ける本の名前をオーディオブックと呼びます。
手や目を使わずに、耳だけで楽しむことのできるオーディオブック。
本を読みたいのに、まとまった時間をとれない忙しい人にうってつけです。
今回はそんなオーディオブックについて、簡単に説明していこうかと思います。
また、後半はオーディオブックを読むのにオススメのサービスを紹介していこうと思います。
目次
オーディオブックとは

オーディオブックとはナレーターが読み上げた本の音声のことを指します。
ナレーターは一般的にプロの声優や俳優が起用されているため、非常に心地よく音声を聞くことができます。
iphoneやandroidにダウンロードしておけば、いつでもどこでもオーディオブックを聞くことができるので非常に便利です。
また、耳のみを使って楽しめるので、満員電車の中や、車の運転中、夜行バスの消灯後などでも使用できます。
読みたい本があるのに、まとまった時間が取れない人や、長時間本を読むと疲れてしまう人などにぴったりですね。
関連記事:初めてオーディオブックを利用するならaudible(オーディブル)がおすすめの理由
オーディオブックの利用シーン

オーディオブックは前述したように、手も目も使わないので、画像の通り様々なシーンで利用できます。
具体的な利用シーンを書いていきます。
電車や車での移動中
上の画像にもある通り、オーディオブックを利用している人の半数以上が、電車や車の中での移動中に使用しているらしいです。
車の中はもちろん、満員電車の中でも周りに迷惑をかけることなく使用できるので、利用しやすいですね。
就寝前
夜寝る前の娯楽として使用する人も多いようです。
寝る前の娯楽をスマホからオーディオブックにすることで、睡眠の質も変わってきますし、眼精疲労もたまりません。
本と違って電気を消したままでも楽しめるので、僕は就寝前に利用することが多かったです。
家事などの最中
家事などの最中にも利用する人は多いようです。
両手を開けたまま利用できるので、オーディオブックは「流れ作業」に最適だと思われます。
運動中
運動中にも利用できます。
ランニングが日課の人はわかると思いますが、毎日同じコースを走っていると、どうしても飽きてしまうんですよね。
そんな時にオーディオブックを使用すれば、見慣れたコースでもしっかり楽しむことができるようになります。
入浴中
入浴中ももちろん利用できますね。
防水スマホを使用しているのであれば、お風呂場に持っていきリラックスした状態で、聴くことができます。
本だとどうしても濡れてしまいますから。
おすすめオーディオブックサービス
ということでここからは、オススメのオーディオブックサービスを紹介していこうと思います。
audible(オーディブル)

初めてオーディオブックを試してみたいならこれ。
amazonが提供する、オーディオブックサービス。
それがaudible(オーディブル)です。
このサービスの最大の特徴は、ラインナップ数であり、後述するサービスが5万〜10万冊に比べ、このaudibleはなんと20万冊以上。

君の名は。や多動力などロングセラー本が多数
また、ナレーターとして起用されている声優や俳優も有名な方が多く、声優なら「鋼の錬金術師」主人公を演じた朴ロ美さんや、「ゼロの使い魔」ヒロイン役を演じた釘宮理恵さんなどが読み聞かせしてくれます。
物語の一部であるヒロインが、その物語を読み聞かせしてくれるというわけわからん状況も楽しめます。

本の種類は、様々なジャンルで展開されている
俳優に関しては高良健吾さんや、堤真一さんなどがナレーターとして存在し、非常に豪華なことが特徴です。
30日間の無料お試し期間が存在するので、無料期間中に解約してしまえばお金は一切発生しません。
ですから、まずはタダでオーディオブックを試してみたいと言った方にオススメですね。
登録もamazonアカウントがあればすぐにできますから、非常に便利です。
会社の規模が大きいので、今後も有名な声優が俳優が続々とナレーターに起用されていくでしょう。
登録方法や解約方法、聴ける本の種類などについては「audible(オーディブル)を1ヶ月間使用してみた感想や評価など。」を参考にしてみてください。
特徴:有名声優や俳優を大勢起用している。約20万冊のラインナップ
料金:1,500円/月(月1冊無料)
audiobook.jp

オーディオブックの元祖サービス
audiobook.jpはオーディオブックサービスの元祖と呼ばれるほど、古くからその価値を提供し続けてきました。(近年、FeBe!からaudiobook.jpにサービス名を変更した。)

audibleにはない本も存在する
料金体系としてはaudibleと同じく、単品購入をするか、会員になるかの2択が存在します。
しかしながらこちらの場合、会員になると1万冊以上が読み放題となるため、非常にお得です。
ただ本の種類は限られるため、しっかりと好みの作品が入っているかどうか確認してから、利用することをオススメします。
また、こちらも30日間の無料お試し期間を開催しておりますので、ぜひご利用ください。
特徴:読み放題形式なので、好みの作品があれば非常にお得。
料金:750円/月(1万冊から読み放題)
HQオーディオブック

会員登録なしで12,500冊が無料で聴けるオーディオブックサービス
こちらは、無料で12,500冊以上のオーディオブックが聴けるサービスとなっております。
ですから前述してきたサービスと違って、無料お試し期間などは存在しません。
なぜ無料なのかというと、12,500冊以上の本は全て著作権がきれているからだそうです。

夏目漱石の坊ちゃんなど、昔の本が多い
したがって、ラインナップの中には日本語対応の本も多いとはいえず、無料だと割り切って利用するのが良いでしょう。
特徴:12,500冊以上のオーディオブックが無料。
料金:0円/月
kikubon

SF/ミステリー/ファンタジーを中心に展開するオーディオブックサービス
kikubonは小説を中心に取り扱っているサービスとなります。
特にSF、ミステリー、ファンタジーに特化しており、「銀河英雄伝説」を声優である下山吉光さんが朗読してくれるということで、話題となっています。
無料会員とプレミアム会員にわかれており、プレミアム会員の特典は以下の画像の通りです。

購入だけでなく、お得な値段で試せるオーディオブックのレンタルも行なっています。
前述したジャンルを中心に読むといった方には、うってつけのサービスだと思われます。
特徴:ラインナップは小説を中心に展開されている
料金:324円〜5,400円/月
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一般的には、audibleとaudiobook.jpのどちらを利用するか迷う人が多いようです。
その際はどちらも無料お試し期間がございますので、お試し体験してみてから、好みの本が多い方を本格的に利用するのが良いと思われます。
「本を聴く」なんて言葉はまだ辞書にはのっていないかもしれませんが、これから後々広辞苑に追加されそうですね。